1999/02/07 update
最強の顧客管理への道!!
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Q1、どうして顧客管理をするのだろう
Q2、顧客の「ABC管理」って何をするのだろうか?
Q3、顧客の「ABC管理」って何をするのだろうか?(続き)
Q4、「RFM理論」って何?
Q5、全ては一人一人の顧客の「来店回数」と「購買回数」を地道に上げていくしかないのはないのか?
Q6、「欲しいモノは買うが、欲しくないものはいくら安くても買わない」?
Q7、「好み」の管理とABC分析の関係?
Q8、今考えている最強の手法?
Q1、どうして顧客管理をするのだろう?
- 「顧客管理」の意味と効果を調べてみました。新規顧客の獲得には高い販促費が必要です。しかし、規客獲得のコストより、既存客維持のコストの方が安いのも事実です。
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ある百貨店の調査では、全顧客の17%で販売高の79%を占め、さらに上得意客の5%で販売額の20%を占められていることが判明しました。そうすると、「このお得意様客の動向が、店舗の運命を決める。」と言っても過言ではありません。
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また、「客離れを5%防止出来ると、最低でも利益が25%改善される」と、ボストンのコンサルティング会社ベイン&カンパニーの調査では報告されています。
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以上の事実から、「既存客の固定化」手法は「新規客の獲得」手法より「ローコスト」でありながら、「費用対効果」は比較にならないほど大きいと言えます。
- そうか、顧客管理の目的は「売上の確保ではなく、利益の増加」だったんですネ。
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- Q2、顧客の「ABC管理」って何をするのだろうか?
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単にABC分析をやっても「だから何だ」と思ったことはありませんか。「ABCに分類して、DMやチラシを打つこと。」の合理的な根拠が疑問になりませんか。
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僕は疑問になります。本屋に行って「顧客管理」の本をみてみても、ABC管理をするのはいいんですが、そこから先「何をするのか?」が今一つ明確ではありません。結局「チラシを打ちましょう。」とか、「DMを出しましょう。」という話しになってしまいます。「広告の為の理由付けでしかなく、効果に関する根拠は何も無い。」としか思えないことも多いです。
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Cランク客や未来店客に対し、「価格遡及」によるチラシやDMを打つのはしかたがないとして、AランクやBランク客に対して、「同じ手」ではあまりに芸が無さすぎます。結局、地域シェアーUPという話しにすり替わっている本もあります。
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じゃあ、どうしてABC分析をするのでしょうか?
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- Q3、顧客の「ABC管理」って何をするのだろうか?(続き)
- とりあえず、ABC分析の方法を調べてみました。一般的には「SABCD分析」というそうです。分け方を調べてみました。Q1の事実を加味すると以下の通りになるようです。
Sランク:売上上位20%の顧客(お客の約5%)
Aランク:売上上位80%の顧客(お客の約20%)
Bランク:3回以上購買客(B+Cでお客の80%)
Cランク:1回以上購買客(B+Cでお客の80%)
Dランク:未購入客(たくさん、顧客数の数倍〜数十倍)
- ふむふむ、こうなると少しは状況が見えてきます。確かに「どこを攻めるか」によって作戦は違ってきます。では具体的にどんな方法があるのか、さらにもっと調べてみましょう。
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- Q4、「RFM理論」って何?
- いろいろ調べてみると「RFM理論」っていうのに行きつきました。
R=リーセンシー(Recency):「最終購買日」のこと
F=フリークエンシー(Frequency):「購入回数」のこと
M=マネタリー(Monetary):「購入金額の合計」のこと
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「何でこんな事を調べるのか」と言うと、「リーセンシー(最終購買日)の近いお客」、「フリークエンシー(購入回数)の多いお客」、「マネタリー(購入金額の合計)の多いお客」は、いずれも販促に対し「食いつきがいい」からだそうです。
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そりゃそうだ!「つい最近きたお客」「しょっちゅう来るお客」「良く買うお客」のほうが、「ずっと前に来たお客」、「めったに来ないお客」、「たまにしか買わないお客」より「食いつきがいい」に決まっている。
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確率論的言うと、「そんなこと、決まってるじゃないか!」と、思わず力が入ってしまう。たいそうな横文字を並べただけで、オジサンを騙せると思うなよ!!
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- Q5、全ては一人一人の顧客の「来店回数」と「購買回数」を地道に上げていくしかないのはないのか?
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色々調べて来ました。何となくしっくりきません。ある時本屋の片隅で、ふと思いつきました。結局、「顧客管理って偉そうに言っても、一人一人の顧客の「来店回数」と「購買回数」を地道に上げていくしかないのはないのか?」「そうだとすると、どうやって次々と買ってもらうか?」 だけじゃあないのか?
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なんだか、どうどう巡りです。基本に戻ってしまいました。結局、SABCD分析は結果論でしかないのでしょうか?
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- Q6、「欲しいモノは買うが、欲しくないものはいくら安くても買わない」?
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お客様は「欲しいものは購入するが、欲しくないものは、どんなに安くても購入しない」ものです。これが「商売の基本」だと教わりました。だとしたら、お客様の「欲しい商品」を分析できるかどうか? が「顧客管理」に問われる基本機能なのかもしれません。
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なんだ、そうか! 話しは「お客の「好み」の管理 が出来るかどうか」ということになって来るんだ。お客の「好み」が管理・分析できれば、当然「そのお客が次に欲しいモノ」が薦められるし、次々と来店・購入してもらえる訳です。みょうに納得してしまいました。
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- Q7、「好み」の管理とABC分析の関係?
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結局、S・A・Bランク客には、「そのお客様が欲しがる商品」を薦めてこそ、ABC分析の意味があると考えました。じゃあ「好み」の管理って何でしょうか?
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「好み」の管理 とは、顧客の購買履歴を分析し、一人一人の顧客別に「次に欲しい商品」を分析し、薦める・・・ という手法です。この手法を採用する為には、当然「顧客の購買履歴」が必要になります。
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なあんだ、「好み」の管理ってS・A・Bランクじゃないと分析できないんだ。特に威力を発揮するのは、データの多いS・Aランクなんだ!
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僕が行きついた結論は、「好み」の管理+SABCD分析=最強の顧客管理 の第一歩ということでした。
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- Q8、今考えている最強の手法?
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Sランク、Aランクに対しては、徹底した「好み」の管理でアプローチします。「好み」の商品、「好み」の価格帯をきっちり押さえておきます。また、特別催事等でこまめに対応します。また、Sランク客には「商品入荷即TEL」等の対応により、VIP待遇を演出します。「好み」の管理さえしっかりやれば、細かな演出方法は思いのままです。
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Bランクに対しては、大きな分類での「好み」の管理を使い、商品群別にアプローチします。3回購買したという事は、少なくとも「あなたのお店が気に入った」ことを意味します。「ウチにはお客様が気に入る商品がもっとたくさんあります。」と上手にPRする必要があります。単に「安さ」でチラシを配るレベルのお客様ではありません。
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Cランク、Dランクには、一般的な価格遡及による目玉商法等でアプローチするのもいいでしょう。まず1回来店していただくことが先決です。また1回目購買客には、サンキューレターもお忘れなく!
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- 最後に・・・
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という訳で、試行錯誤の結果を
マーケティングノウハウのページで、「顧客管理の成功事例」として公開しました。「思ったほど効果がなかった」という失敗事例もありますが、何とかここまでたどりつけました。是非参考にして下さい。
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さらに
データベースマーケティングは挑戦する!というタイトルで、「顧客獲得」から「顧客分析」までの過程でのデータベースマーケティングの活用法を公開します。「データベースマーケティング」と言えば、既存客分析だと思いこんでいるアナタは古い!!
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